とある法学部生の日常

都内の某大学に通う法学部生の拙いブログです。専ら2023年度 行政書士試験について書いております。

#11 憲法を勉強

押忍。なんでシンプルなタイトルでしょうか。

憲法、範囲は狭いけど規模がデカいので勉強進めてるとお腹いっぱいになってしまいます。でも人権と統治ではっきり二分されてるところとか、言い回しがかっこいい条文が割とあるのが個人的には好きです。

 

テキストを読んでいると、憲法改正のテーマの箇所に「改正が禁止されている条文の削除が有効に処理されてしまうと、新しい条文が作られることとなり、一種の革命が起きたといえます。」という文言で革命の可能性まで示唆していたことに驚きました。革命は歴史の中で幾度となされてきましたが、今自分たちが生きている時代にとっても起こりうることなんだとハッとさせられましたね。秀逸なテキストだなあと思いました。

 

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私が使っているのはこちらです。

欄外に適格な補足コメントがあり、空いている部分に自分で書き込みできるので、書き込みながら勉強したい人にはうってつけの構成です。

他のテキストをあまり見たことがないのですが、これは欄外に適宜、過去問が乗っているところも素晴らしいです。

 

このテキストは4月中旬から使い始めて、もう既に2.3周、難しい箇所は4.5周程してますが本当によく内容が頭に入ってきて重宝してます。

 

統治に関しては自分が大好きな条文暗記が重要な分野でもあるので、勉強していて楽しいです。

 

あーーーーーーうわーー

#10 大ミスの訂正と初の過去問まとめ解き

押忍、、、前回の記事にて大変恥ずかしいミスをしていました。処分基準について設定が努力義務で公表は法的義務などと言ってましたが、正しくは設定・公表ともに努力義務です。本当に恥ずかしい。審査基準の標準処理期間と混同していたので注意します。

 

私はついさっき、初めて過去問を通しで解いてみました。とはいえ一般知識と商法・会社法は手をつけておらず歯が立たないと思ったので飛ばしました。法令科目択一式の正当数は…24/40問でした!ちなみに多肢選択は9/12問。

択一はちょうど6割ということで個人的には良い出来かなあと思いました。商法・会社法は勘で解いたら見事に全て外れていたので伸び代です。

解いた感想としては、はじめの基礎法学+憲法でつまずいたので特に憲法をもう少し勉強しなきゃなあと思ったのと、行政法はしっかり得点できたので得意分野として確立していた風なのが嬉しかったです。私が解いたのは令和2年度の問題だったのですが、肢別で見慣れた問題があったお陰で解けた問題もあったので(医療水準の問題)、本番はもう少し下振れることを予想するとまだまだ勉強の余地があるなあといった感じです。

ただ、それでも6割を取れたことは自信にも繋がりました。これからも頑張って得点を伸ばします。後は記述がてんで駄目でした。解答を見たら「そんな単純でいいのかい!!」って思うのがほとんどで、記述式用の脳はまだ未熟すぎると実感しました。直前の記述対策も必須であると知ることができました。

夜中の3時から思いつきで取り組んだ過去問でしたが、今後の勉強指針を整理するとても良い機会になりました。明日は学校でテストがあるのでまじで何してんだって感じですが。

意味のある夜だったなあ…と、思いましたね。

 

繰り返しにはなりますが、これからの課題は憲法+商法のマイナー科目であることが明確になりました。メイン科目との塩梅を取りながら勉強を進めていきます。後、一般常識のない自分にとっては一般知識が中々きつくて得点できるか、かなり不安になってしまいました。そっちも並行して取り組みます。

 

梅雨の時期に差し掛かりましたが、お身体にはお気をつけて、では。

 

 

 

 

#9 行政法と闘った1週間

おすー、法学部の者です。

 

今久しぶりにお酒飲んで酔っ払ったまま書いているのですが、今週は行政法と真正面から向き合ったので感想をタラタラ述べていきたいと思います。同じ受験生の参考にでもなれば幸いでございます。

 

今週の内容は行政法のテキスト1周+肢別2周です。まず初めの1周はテキスト▶︎肢別▶︎テキストのジグザグでやりました。改めて思うのは行政三法(行政手続法・行政不服審査法行政事件訴訟法)は中々取り組みやすくて、好きだなあということ。地方自治法行政法の中では身近に感じて学びやすい。しかし1番つまらんのは行政法総論であるということ、以上です。

 

まず行政三法、これについてですが基本的には条文知識が重要で、その中で全体像を掴んで比較する作業が効果的です。例えば行政手続法の審査基準と処分基準。審査基準は設定+公表ともに法的義務ですが、処分基準は設定は努力義務で、定めた場合の公表は法的義務であるとか、そういう比較です。

これは同じ法律内での比較ですが法律を超えた比較も大事であり、例えば行審法と行訴法の教示。行審法はかなりオープンに教示する義務があるのですが、行訴法は裁判所が絡むので第三者への教示義務がなかったり、誤った教示をした場合の規定も存在しません(行審法には存在する)。

このような比較を用いて整理した後で、さらに何故このような差があるのかまで検討すると定着しやすいのかなぁと思いました。自分もまだ曖昧な点があるかもしれませんが、もう一息というとこです。逐一条文を確認することも怠らないようにしましょう(自戒)。ちなみに肢別の正答率は90%くらいです。うーん、もう少しあげたい。

 

次は地方自治法ですね。これは範囲が広くテキストも基礎的な部分が大分コンパクトにまとめられているので、その範囲でしか語れないのですが民法の次くらいに馴染みやすく勉強しやすいと感じました。なんたって自分も地方公共団体の住民ですので「住民監査請求とか俺一人でも出来るんだなあ」とか考えながら勉強してます。地方自治法で大事なのは、全体像を掴むことだと思います。各分野ごとに知識を整理できれば、さほど内容は難しくないので適切な頭の引き出しを開けられるようになるのが目標です。まあ、こちらもやはり条文知識が大切なんですが何せ範囲が広めなので条文素読がちょっときついですね。

 

最後は行政法総論なのですが、これが自分にとっては1番きついです。抽象的なテーマだし馴染みも薄い。附款とか行政上の強制措置とかはまだ単純なので勉強しやすいです。あと行政行為とかも。ただ、肢別の範囲も広いしぼんやりしてるしで行政法で回してて1番辛いのはここですね。

自分の買ったテキストに付属してる六法には行政組織法が乗ってないので、それも自分が取っ付き難いと思ってしまう原因かもしれません。

多分、本試験までずっと苦手なんだろうなって感じがします。

 

てことで行政法についてダラダラと話してきましたが、条文の暗記が得意な人は得点を伸ばせる科目だと思います。難解な条文もあまりないので純粋な記憶力が試されるような、そんな科目ですね。個人的には好きです(行政法総論以外は😡)。

 

もう6月になって試験も段々と近づいてきましたが、今は割と自信が持てるような状態ですので、これからも続けてコツコツと勉強頑張っていきたいと思います。来週は引き続き行政法をやるか、民法に戻るか憲法を挟むかなどなど悩みますが、寝る前に目を瞑りながらでも考えようと思います。皆さんお身体にはお気をつけて、では。

 

今日はおまけにうちの可愛い猫ちゃんを載せておきます。

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#8 おや…?勉強モチベの様子が…?

お疲れ様です、豪雨が止まず皆様なにかしら不便かと思いますが力を合わせて乗り越えていきましょう。

 

タイトルにもある通り、勉強のモチベーションの様子が最近おかしいです。一応ノルマを設定して毎日コツコツと勉強を進めているのですが、正直つまらなくなってきました。初めの方は新しい知識がポンポン入ってきたので楽しさはあったのですが、一通りインプットが終わると無味乾燥との闘いが始まるんだなあと実感しています。

 

行政書士試験レベルの法学はドライです。いや、法学そのものがパサパサなのかもしれませんが学説の対立など学ぶのは中々面白いです。歴史とかも同じで、単語覚えるだけではつまらないのですが、その背景にある対立や矛盾が相当おもしろいですよね。となると勉強って専門性を高めれば高めるほど面白くなっていくのかなあ、なんて思ったりしちゃいますけど青二才の私にはやっぱり何もわからないです。とにかく研究者は凄いです。論文や本の執筆に加えて大学の講義も持ってる人は本当に多忙なんですが、皆さんイキイキとしてらっしゃるんですよね。私の大学の先生には大学教授、法学者の傍らで弁護士をやってる方なんかもいますから、まさにプロフェッショナルですね。

 

長々と書いてしまいましたが問題は勉強のモチベーションです。最近は士業のバッジを見たり、YouTube行政書士関連の動画を見たりして何とか保っていますが、これから150日ほど果たして保ち続けられるかというと怪しいです。

 

しかし最大のモチベーションは、行政書士として働いてる自分を想像すること、これだと思います。頑張るぞーーうおーーーーー!

 

前回のブログで紹介した一般知識の対策本なんですが、あれ難しいです。本が薄い=簡単だと思い込んでいた自分をぶっ飛ばしたくなるほどです。

肢別みたいに丁寧な解説が無くて○×しか書かれてないので、自分で正していく作業が苦手なのかなーとも思います。

特にデジタル系の話が本当に苦手で、公開鍵暗号方式がやっとみたいなレベルです。政治・経済も難しい、一般知識難しすぎ!

 

もーう、法律系科目と並行して毎日やることを決心しましたね。直前の対策じゃ手も足も出ないと完全に分からせられました。

 

これからも自分で勉強法を模索しながらコツコツと積み重ねて頑張っていきたいと思います、では。

#7 マイナー科目との向き合い方

お疲れ様です。

もう5月も終わろうかという頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。私は行政書士試験のオープンチャットにいるのですが、定期的に試験までの日数を教えてくれる人のおかげで中々焦っています。

 

今回は「マイナー科目との向き合い方」ということで、行政書士試験においては憲法、商法・会社法がこれにあたるでしょうか(基礎法学も…?)。

実際、マイナー科目と言っても疎かにしていい訳では無いですし憲法(特に統治)は比較的、解答しやすいので是非得点源にしたいですね。

 

問題なのは商法ですよ!これ範囲と出題数が釣り合わなすぎて未だ全く手をつけていないんです。

さらに大学生の自分からすると、どうしても馴染みが無いというか中々取っ付き難い科目なので。正直言って、おそらく商法は捨てます。合格するための試験なので手段は選びません。

 

マイナー科目との向き合い方を考えているということをプラスに考えれば、メイン科目にやや余裕ができているとも捉えられますので、このまま突っ切っていきたいと思いますよ。

 

あとは足切りもあるのでマイナー科目では無いと信じたいのですが「一般知識」の対策もどうしようかと日々考えています。この前に大学の購買に寄り道したのですが、こんな有体物を見つけたのでつい買ってしまいました。

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めちゃくちゃ薄くて寝転びながらでも何の重さも感じずに読めるくらいです。一般知識は最も範囲が広い科目といえるので、過去問の傾向からコンパクトに重要な箇所をまとめてくれているのは非常にありがたいです。寝る前とかに読もうと思います。

 

近々、文章理解の問題集も買ってみようかなーって思っておりますが、参考書を買うのが楽しくなっちゃってるだけな気もするので要検討です。あれやこれやと手を出すと質が落ちますからね。

 

ということで、いつもより少し長く書いてみましたが最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。これからも3日おきくらいに投稿していきますので、同じく行政書士試験を目指している方などの目に止まればいいなぁと思います。

では。

 

 

#6 ジグザグ勉強、順調。

押忍。

 

前回のブログを見ていただいたら分かると思うのですが、私の中で勉強法が確立してきました。

それはテキストと過去問をジグザグ取り組む方法なのですが、これを採用したのは正解でした。

インプットは疎かにならないし、直後に過去問を解けば正答率も上がり一種の自己肯定感が生まれます。また分野ごとにジグザグするのですが、その流れで必然的に全体の枠組みも把握できてお得です。

インプット直後にもかかわらず正答率が低いような分野は明らかに苦手なとこですし、そういったとこも浮き彫りになってきます。ちなみに自分の苦手分野は債権者代位権・詐害行為取消権、賃貸借契約、不法行為などなどです。

 

また地方自治法や一般知識など、そもそもインプットすらあまり出来ていない分野もあるので、そういうところは逃げずに早めに取り組みたいですね。引き続き頑張ります!では。

#5 ようやく始めた反復学習

おす(お疲れ様です、とある法学部生です)。

 

今までは漠然と①基本書の通読▶︎②スキマ時間に一問一答 という作業を繰り返していたので、これもある意味、インプットとアウトプットの反復学習というのに当てはまるかもしれないんですが、①と②をセットで取り組んでなかったというのが問題点だったと思います。時にはセットでやったこともありましたが、やはりその方法で一貫しているとは到底言えず。

 

そこで私は今日から②の「スキマ時間」という文言を削除し、③に移すことにしました。

つまり今日からの勉強法は①基本書の通読▶︎②(通読した範囲の)一問一答▶︎③スキマ時間に条文素読・一問一答という形にします。今まで②で一括りにしていたものを分解してみた感じです。

 

特に①と②はセットで行うことで、勉強の進行度を整理する作業も兼ねることになると思いますので中々いいかなーと。

 

勉強を始めて1ヶ月と少し、今まで漠然としていた勉強法も段々と具体的なものに変化しております。今年受かる見込みも十分にあると自負しているので、8月末くらいまでは、ひたすら上記の方法を続けていきます!頑張ります!では。